こんにちは。尼崎で腱鞘炎撲滅を掲げて日々、お客さまの「手」とむきあっている梅田と申します。
私が腱鞘炎に取り組むキッカケとなったのは「産後のママさんのお悩み」からでした。
産後のママさんは腰痛などのほかに腱鞘炎でお困りのことが多いんです。
抱っこやおしめの交換のときの手首痛など。思い当たることはありませんか?
当時は「産後は腱鞘炎になるんだな〜」という理解くらいだったのですが、「産後・腱鞘炎」でブログを書き始めると、産後ではない方からのお問い合わせが一気に増えました。
親指側の付け根が痛いという方、小指側の手首が痛いという方。
包丁を握るのも辛いという男性調理師さん。
消臭スプレーのようなものをシュッシュッとするときに顔をしかめてしまう女性。
仕事ができないというほどの美容師さん。さまざまな楽器奏者さん。
「えっ、こんなにも腱鞘炎で悩まれている人が多いんだ!?」
と驚いたのを今でも覚えています。
腱鞘炎はある面では治りづらいんです。
これはどういったことでしょうか?
2つ、指摘することができます。
ひとつは「使い傷め」が発端だから。
手首を酷使しすぎて腱鞘炎になっている場合がほとんどなんです。
施術によって状態を緩和することはできます。
問題は、「明日から酷使しないで済むのか」ということ。
今日まで酷使してきた人は好き好んで手首を使い込んできたわけではありません。
止むなく使いすぎになる状態に置かれてきました。ここがネックになることがあるんです。
※医療サイトなどに腱鞘炎の治療法として挙げられる筆頭は「安静」であるのをご存知でしたか?
もう1つは、原因が痛い場所にないことがあるから。
腱鞘炎の治療では患部への注射や湿布、サポーターなどがあります。それでも改善しなかったという方が当院に多数こられています。
なぜ患部に直接、注射しているのに改善しなかったのか?
単純に考えたら、、、
そこには問題がなかった、ということです。
※医学的な治療法では患部にステロイド注射を行うことがあります。
腱鞘炎という名のとおり、炎症が起こっていればステロイドによって炎症が劇的に静まるため、症状が緩和します。
ではどうして治りやすいともいえるのでしょう?
これも2つ、あげておきましょう。
もともとが使い傷めなので、致命的な損傷は起きていないことが多いんです。
なにかがズレたわけでも断裂したわけでもありませんよね。
元来がそんなに「悪い」わけではないのです。使い傷めだから特別な治療でなくても時間が経てば治ってくるものであったりするのです。
どうぞ安心してくださいね。
もうひとつは、腱鞘炎といいながら腱鞘炎もどきが多いから。
どういうことかというと、炎症が起こっているから腱鞘炎なのに、赤くもなってなければ腫れてもいない、熱ももっていない場合がほとんどです。このケースは極端なことをいうと「腱鞘炎にそっくりな腱鞘炎もどき」で整体で一気に改善してくることが多いのです。
炎症さえ起こっていなければ腱鞘炎も「ただの手首痛」です。ただの手首痛はただの首痛と一緒でどうにでもやりようはあるのです。
※炎症が起こっていなければ、炎症を鎮める治療法はあまり効果を出せないかも知れません。ステロイドの注射で手首痛が改善しない場合は、「本当の患部がそこではない」のかもしくは「炎症が起こっていなかった」可能性があります。
思い切ったことを書かせてもらえば、「ステロイド注射が効かなかった人は、整体で改善することがある」のです。
みなさんは過去に整体を受けられたことはございますか?
整体のHPをみていただくと様々な表現がされていますよね。
ひとつ、共通しているのは
「対処療法は行いません」
「根本から改善していきます」
というニュアンスの文言。
対処療法というのはおそらくは「医学的な治療法」や、「こっているところを揉みほぐす」「気持ちいいだけの慰安行為」のことかと思われます。
※「医学的な治療法」のことを対処療法と指摘する先生が言いたいのは、「痛みを消せばいい」という発想でそうなった原因は置いてきぼりだ、というときに使われる常套句です。シップや痛み止め(飲み薬や注射)で痛みを止めても原因はそのままじゃないか、ということだろうと思われます。
では「どんな根本療法」を整体はしているのかというと・・・
骨盤のズレを正す、背骨の歪みを直す、頭蓋骨のズレ、股関節のズレ、顎関節のズレ、頚椎のズレ・・・を直すといったもの。それが根本療法ではない、とは言いません。
言いませんが、おそらく腱鞘炎には通用しません。
腱鞘炎と呼ばれるもののスタートは手の酷使です。
いくら頚椎がズレていたっていきなり腱鞘炎にはなったりしない理屈です。
どんなふうに手指を酷使してきたのか?を知らないことには整体をはじめることができないはずなんです。
腱鞘炎を改善していく上でいちばん大事になってくるのはお客さまのお話をじっくりと聞かせていただくこと。
いつ、どんなことをしてるうちに、手首が痛くなったのか。これがポイントです。
「そんなこと」をしているうちに、「手首が痛くなった」のであれば、
「そんなこと」のなかに腱鞘炎の原因の根本が含まれているはずです。
それを探り出せれば、腱鞘炎整体は自ずと可能になります。
酷使の仕方を突き詰めて考えないと、腱鞘炎整体は成り立ちません。
従来の治療法は、「手首のどこが痛いのか」に焦点があたっていました。
当院では、手首をどう動かすと痛いのか、の他に「どう動かすと痛くないのか」まで徹底的にヒアリングしていきます。
痛くない動きをはっきりさせることで、「痛みに関係のない筋肉など」が明確になります。そこは施術対象から先に省いていいわけです。
そのあとに「どう動かすと痛いのか」にフォーカスすることで、「純粋に痛みに関係している筋肉など」が浮かび上がってきます。
親指の付け根の痛みであれば・・・
・親指をそらすと付け根が痛いのか/親指を握りこむと付け根が痛いのか
小指側の痛みであれば・・・
・握手の状態から親指側に手首をあげると痛いのか/手首を小指側に下げると痛いのか
動きを細分化してとことんポイントを絞っていくわけです。
これまでは「痛いところをどうにかする」という発想であったため、「本当に痛みに関係している場所」が絞りきれていなかったのです。
腱鞘炎を改善するのであれば・・・
「痛くない動き」も把握する。
「痛いところ」よりも「痛みに関係している場所」を探り出す。
この両輪が大切になってきます。
手首の痛みと「関係している場所」こそが大事なのだ、ということが少しはおわかりいただけたでしょうか?
これが痛い場所に注射をしても改善するとは限らない理由の一つにもなります(もうひとつの理由は炎症自体が起こっていない可能性です)。
しかし、手首の痛みと向き合い続けてわかったことは・・・
ポイントを絞ること、だけではなく
腕から肩にかけて広く施術する、ということだったのです。
手を酷使する人は、腕にも肩にも疲労をパンパンに蓄積しています。
逆に、腕や肩にまだ疲労を受け止めるキャパが残っていれば腱鞘炎も起こりにくいのです。
親指など手の疲労がマックスになる→肘から下がその疲労を肩代わりする→肘から下もマックスになったとき、肘から上がその疲労を受け止める→肘から上もマックスになったとき、肩がその疲労を負担する。
問題は、肩こりがすでにあった場合、肩こりに「せき止められた」疲労は、肩から先にはいけなくて、今のルートを逆行してきます。
肩→上腕→前腕→・・・
そして、たどり着いたところが
手首であり親指の付け根であり、小指の付け根なんです。
手首の痛みである腱鞘炎をどうにかするには、実は腕も肩こりもぜんぶ、ゆるめてあげる必要があったのです。
これによって施術のあとの症状の戻りをかなり抑えることができる可能性が高まります。
施術のあとも手首を酷使することがあるでしょう。
ですが、腕や肩が手首の負担をカバーできる状態にあるために手首の負担を軽減して使えるようになってきます。
※産後の腱鞘炎に関して言うと、お一人目の赤ちゃんのときは手首痛になったけれど、二人目のときは腱鞘炎にならなかった、というママさんがかなりおられます。
これは、はじめての育児でガチガチに緊張していたが二人目になると「ほどよく力を抜いて手首を使えるようになったから」と考えられます。
※当院の特徴は「お互いに」確認するところです。
最初に、どの動きで手首が痛くなるかをお互いに確認し、最後に痛かった動きが改善しているかをお互いに確認して終わりになります。
お互いに納得できるカタチで施術をはじめ、施術を終えられるよう心がけています。
つらい手首・親指の付け根の痛みスッキリ!
1回:5,000円(税込)
※施術はカウンセリングや整体などの手技療法を駆使しますので、各状態に合わせて所要時間が前後します。約60分ほどを目安にお考え下さい。
※腰痛などほかの症状もあわせて施術する場合は料金は6000円。時間は60〜90分くらいをみておいてください。
かいつう館
〒661-0033
兵庫県尼崎市南武庫之荘2丁目17-20 サンワコーポラス1F
阪急神戸線「武庫之荘駅」南口から徒歩約6分
予約制ですので必ずお電話の上お越し下さいね。
月〜水・金・土
10:30〜20:00
日・祝
11:00〜20:00
定休日:木曜日
完全予約制ご相談・お問い合わせも無料で承っていますので、 |
Q:腱鞘炎って整体で改善するんですか??
A:腱鞘炎のなかでも、赤く腫れている・熱をもっている・常時ズキズキするなどといった場合はしかるべき医療機関でみてもらってください。これらは整体では扱えない症状です。
そうでない手首の痛み。実はこれ、腰痛と同じたぐいのものなんです。
前屈では痛くないが後ろにそらすと腰が痛い。
体をねじったら腰が痛い。
これと、
手を下に向けても痛くないが上にそらすと手首が痛い。
手首をひねったら小指の付け根が痛い。
現象としては同じです。
こう考えたときに、腰痛を改善できる整体であれば手首痛も同じように改善できる理屈なんです。
Q:手首の痛みは何回くらいで改善しますか??
A:これは手首を傷めてからどれくらいさらに手首を酷使してきたか、にもよります。
(手首を傷めてからの期間ではなくて、手首に痛みを感じてからどれだけ痛みを感じたままで同じことをしてきたかという意味です)
また、動かすと痛い方向があれもこれも、というケースのほうが時間はかかります。
しかし、動かすと痛い向きがひとつだけ、であればその場で楽になる方もおおぜいいらっしゃいますよ。
酷使してきた方でも一度で痛みがゼロにならないとしてもかなり楽になるかと思います。
本当は酷使しての手首痛であるために、施術によって痛みが大幅に軽減したあとに休めてもらうことができると自然に回復してくることも多いです。
しかし、休めることができるくらいならそもそも手首を酷使することもなかったわけでして・・・
その場合は、「傷めない手の使い方」を施術のあとにお伝えさせていただいています。
Q:産後の腱鞘炎です。ホルモンバランスが原因のものはムリですよね??
A:大丈夫です。
当院では産後のママさんも腱鞘炎でたくさん来てくださっていますが、かなり少ない回数で改善されています。この問題を少し考えてみたいと思います。
産後は赤ちゃんのために人体は母乳というものを用意します(量の多少は置いといて)。
授乳するときはほとんどの場合で抱っこするわけですが、腱鞘炎=産後のホルモンバランス説は極論すると「出産するとホルモンバランスが崩れて赤ちゃんを抱っこしづらくなる」ということにもなってきます。
赤ちゃんに飲ませるために母乳を用意するが、飲ませにくいようなホルモンバランスになる。辻褄が合わない仕組みですよね。
※もちろん、妊娠前・妊娠中・出産直後でホルモンバランスが「変化」するのは予想できます。しかし、それは崩れているのではないと思うのです。
現実に当院にこられているお客さまのなかには、出産していない保育士さんが腱鞘炎で来てくださったことがあります。一人目のときは腱鞘炎になったけど二人目のときには手首はどうもなかったというママさんもおられます。
こういう事実からも出産によるホルモンバランスの乱れが腱鞘炎につながっているというのは疑わしいと考えています。
そうではなくて、慣れない一人目の育児で緊張しながら赤ちゃんを落とすまいとしっかり抱っこしていることやおしめの交換・沐浴などで傷めた手首痛なんだと思われます。つまり、「がんばっているからこその腱鞘炎」と捉えるべきなんだということです。
産後のママさんはご自身のためにも赤ちゃんのためにも早く痛みを取り去ってくださいね。
これまでに書いたことをここで簡単にまとめておきましょう。
腱鞘炎、手首痛、親指の付け根痛、小指の付け根痛などは、「酷使」が原因になっている。
炎症が起こっていれば、ステロイド注射や炎症を鎮めるシップは効果がある。
それらの治療で著効がでなければ、炎症はあまり起こっていない手首痛(腱鞘炎もどき)であると考えられる。
腱鞘炎施術には、
お客様のこれまでの歴史をしっかりとお聞きすることが大切である。
痛くない動きも把握しておく必要がある。
痛い動きから原因筋肉を特定する。
手首だけでなく、腕全体・肩全体を緩めることでより改善してくる。
これは、私がずっと手首の痛みというものに取り組んできて自分なりに掴んだ腱鞘炎改善要項です。
痛くても使わざるを得ない手首の痛み。
毎日が憂鬱になりますよね。
そういうときは迷わずお問い合わせください。
あなたさまの症状にしっかりと耳を傾け、腱鞘炎改善の糸口をはっきりと見つけ、お帰りの際には「来てよかった」と言ってもらえるようにじっくりと施術をさせていただきます。
痛いのが治らないからと言われたままに詰めて通う治療から、お互いに納得できる整体施術に切り替えてみませんか?
まずはお気軽にご相談ください。
【外観】
閑静な住宅街の中にある、ゆったりと落ち着いた癒し空間です。
【カウンセリング】
すっきり痛みを解消するには、体だけでなく、心の緊張感を解きほぐすことも大切にしています
【チェック&調整】
痛む部位だけでなく、疲れの溜まりやすい首や顎関節にも原因となるポイントがあり、丁寧に触れながら解きほぐします。
【おなか調整】
痛みは自律神経も深く関係していて、自律神経の調整には【おなか】がポイントとなります。この時点で痛みを忘れて眠ってしまう方はとても多いです。
【足・足首の調整】
下半身の硬さが上半身の痛みつながっていることもあります。骨盤から足にかけての調整も行います。
【お子さま連れが多いサロンです】
産前産後のお客さまも多くお子様連れOKなんです^^
【スッキリ爽快に♪】
ママがリラックスしていると、お子さままでスヤスヤとおねむに・・・
【痛み解消整体の専門家】
院長:梅田州男
頭痛がする、肩が痛い・上がらない、腱鞘炎など手首が痛い。病院ではなかなか解決しない痛みはお任せ下さい。最善の結果を出すために、これからも心と体に寄り添う施術を心がけて参ります。
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